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60歳からの仕事 はり師、きゅう師
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人体には経穴と呼ばれるツボあり、このツボに対する刺激で治療するのが鍼灸だ。
ツボを「はり」で刺し治療するのが「はり治療」で、ツボの上にモグサを置いて火をつけ温熱治療するのが「きゅう治療」だ。
これらの東洋医療は歴史に裏づけらえた知識の深みや哲学性がある。また、西洋医療とは異なる薬物に頼らない、自然的・免疫的な療法に魅力がある。
東洋医療は高齢者の慢性疾患への効果からニーズがある。仕事としては鍼灸医院に勤めるか、自ら開業する方法がある。
医師との連携ができれば医師の指示で医療保険の適用を受けることができる。ただし、鍼灸医院の競合は激しくなってきている。国家資格を取るには専門学校で3年間学び受験資格をつくり、国家試験に合格する必要がある。
なお、鍼灸医院の開業は少資金で可能だが、営業に課題がある。
概要
東洋医療の鍼灸治療は、高齢者の慢性疾患、自律神経失調症、アトピー性皮膚炎、ダイエット、リ八ビリテーションなど西洋医療で現状では解決できていない分野への関心から、西洋医療機関、リ八ビリテーション施設、高齢者施設、スポーツ施設、美容工ステなどでもニーズがある。
鍼灸医院での勤務か独立開業。独立では当初実務的な修業期間は必要なので鍼灸医院でのインターン的な就業もある。
資格取得では指定専門学校で3年間履修が必要。私立専門学校の学費・教材費は3年間約500万円程度。国家試験に合格し資格取得。はり師、きゅう師、指圧師などに分かれる。
独立開業はベッド1台の小規模スペースでも可能なため資金も100万円より可能。
勤務した場合の給与は大卒者の初任給程度より。標準的に年収300万円~程度。開業した場合は年収にかなり差があるのが実態。上限1,000万円程度まで。
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